2020.02.25
2019年は『天気の子』『トイ・ストーリー4』『名探偵コナン』などアニメ映画を中心に、人気映画が豊作な1年でした。そこで今回は、2019年にヒットした映画作品はSNSでどのような反響を得ているのかを調査しました。
2019年にヒットした映画をいくつかピックアップし、映画の公開日前後にどのように投稿数が推移しているか、
どのようなキーワードが映画作品名と一緒に投稿されているか等をソーシャルリスニングツールで調査しました。
弊社のソーシャルリスニングツールNetBaseで分析したレポートを無料でダウンロードいただけます。また、トレンドレポートの一部をWEBでご紹介します。
今回対象としたのは、2019年にヒットした映画の中から下記の6作品。
人気アニメの劇場版最新作「劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』」、アベンジャーズのシリーズ完結編「アベンジャーズ/エンドゲーム」、ディズニーアニメーション映画の実写化「アラジン」、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した大人気アニメシリーズ「トイ・ストーリー4」、2016年に「君の名は。」が大ヒットした新海誠監督の最新作「天気の子」、バットマンの宿敵が生まれるまでを描いた「ジョーカー」の6作品。映画視聴層も異なるこの作品は、はたしてSNSでどのように投稿されているのでしょうか。
各映画作品を分析する前に、そもそも「映画」というキーワードと一緒に投稿されているのはどんな言葉なのかを見てみましょう。
左のワードクラウドは「映画」と一緒に投稿されている上位100キーワード、右のワードクラウドはキーワードを「人物」に限定した上位100キーワードとなります。文字の大きさは投稿数に比例しています。
全体の上位キーワードでは「観る」といった行動に関するキーワードのほか、「良い」「好き」といった映画作品の感想が目立ちます。他にも「主演」「監督」など映画作品のコンテンツに関連するキーワードも多く投稿されているということが分かります。
人物の上位キーワードでは、映画作品のキャラクター名を除くと、橋本環奈さんや稲垣吾郎さん、香取慎吾さん、ジャニーズといった人物名が多くの投稿数を獲得しています。
各キーワードに関連する投稿をフカボリすると、それらの投稿が公式アカウントによるプロモーションか、それとも一般ユーザーによる口コミに依るものかも確認することが可能です。
それでは本題の各映画作品は、どういった期間にどれくらい投稿されているかを調査してみましょう。
下記のグラフは対象とした6作品の公開前後3か月計6か月間のメンション数の推移をグラフ化したものです。圧倒的にメンション数が多いのは薄い青色の映画作品。さて、この映画作品はどの作品でしょうか?
メンション数の多さに注目するだけでなく、公開前からの反響の多さや公開後どれだけピークの投稿数を維持しているかなどでプロモーションの効果測定や映画の本当の反響を分析することが出来ます。
気になる方はぜひトレンドレポートでご確認ください。
上記はトレンドレポートのほんの一部です。2019年映画作品のSNSでの反響やセンチメント傾向など詳しいソーシャルトレンドレポートはダウンロードしてご覧ください。
ソーシャルリスニングツールを使用すればマイクロインフルエンサーの特定や、どのようなプロモーションが効果的だったのか等詳細に分析することが出来ます。また自社のサービスや製品の分析だけでなく、競合他社の分析にも活用することが出来ます。ソーシャルリスニングツールを試してみたい、という方はデモンストレーションもご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください。