DX推進支援サービス
DX(デジタル・トランスフォーメーション)におけるデータ利活用は、企画、POC、運用の3つのフェーズから構成されます。各フェーズで必要となるタスクは多岐に渡るため、標準化を行い進捗を管理することが欠かせません。DX推進支援サービスでは、AIモデル開発から運用までの作業をDX推進組織の業務として定義し、その実施を支援します。
DX推進プロセスの定義
DX推進のプロセスは、以下に示すような「企画」「分析」「運用」の3つの活動から構成されています。
企画 | 分析(POC) | 開発/運用 | |
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概要 |
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それぞれの活動を属人化させることなくまた再現性のあるやり方(DX推進の業務プロセス)を定めることは重要です。TDSEでは、DX推進の標準的なプロセスや運用で用いるドキュメント類の雛形をDX推進ライブラリーとしてご用意し、お客様に合わせてカスタマイズしてご提供いたします。
DX推進ライブラリーのイメージ図
DX推進管理
DX推進では、ビジネス側から抽出されたテーマロングリストから優先度に応じてテーマが選定され、テーマ毎にデータ活用プロジェクトとしてビジネス課題の解決にあたります。各プロジェクトにおいては、開始時点で適切なチェックポイントを設定し、プロジェクトの進捗や継続の判定を実施する必要があります。
典型的なAIモデル開発のステップとチェックポイント
データ活用プロジェクトでは、POCやパイロット実施を伴うため期待効果が得られず途中で中止となる、あるいは企画段階に戻ってビジネススコープの見直しが必要になることが少なくありません。そのため、DXを成功させるためには、複数のテーマをポートフォリオとして準備をし、進捗の悪いテーマを早期に別のテーマに切り替えるなどの対応が欠かせません。TDSEでは、分析プロセスへのチェックポイントの設定や、各チェックポイントでのプロジェクト継続の判定、プロジェクトの進捗を管理し適切な改善のアドバイスなどデータ分析のエキスパートの視点でDXの推進をサポートいたします。
実データ分析
TDSEのメンバーが中心となり、AIモデル開発などの分析プロジェクトを実施いたします。内製化を目指されている場合には、貴社内のデータサイエンティストのスキルレベルに応じ並走しながらのご支援や、貴社メンバー主体の推進体制にアドバイザリーとして参画することも可能です。分析支援に関してはこちらをご覧ください。
IT環境とデータの整備
データ分析の推進には、AIモデル開発に特化したIT環境とデータの整備が不可欠です。AIモデルの開発作業だけでなく、業務展後の精度モニタリングやモデル再学習まで見据えたモデルライフサイクル全般に渡りデータ利活用を支える基盤が必要となります。TDSEでは、お客様のDX成熟度や既存のITインフラに応じたご支援をしております。詳しくはこちらをご覧ください。