アイデミーとテクノスデータサイエンス・エンジニアリングの業務提携 により、リニューアルした「データサイエンティスト育成支援サービス」を、あいおいニッセイ同和損保が導入
お知らせ

1.背景
TDSE は、創業以来、多くの企業向けAI 人材教育サービスを展開してきましたが、これらは主に対面による集合研修であり、リモートワークなどの就業環境の多様化、学習スタイルの変化に伴う幅広い企業ニーズを満たすため、e-ラーニング形式で教育サービスを提供しているアイデミーと提携することとなりました。この両社の提携により、TDSE の「データサイエンティスト育成支援サービス」ラインナップに、e-ラーニング「Aidemy Business Cloud」が加わり、多様なニーズに対応できるようサービス拡充を図りました。また、此度の新型コロナウィルスによる影響により、多くの企業で在宅勤務が広がりを見せていることから、デジタル方式によるサービスも加えた企業向け教育支援を推進してまいります。 あいおいニッセイ同和損保は、2004 年よりテレマティクス※1 技術を活用した自動車保険を開発し、業界に先駆けてデータを活用した商品・サービスの開発に取り組んできました。技術革新・環境変化が激しい中、今後も魅力的な商品・サービスの開発や業務の高度化・効率化を全社的に推し進めるために、2017 年にTDSE と資本業務提携を結び、社内のデータサイエンティスト※2 とともに、テレマティクスデータのビッグデータ分析、社内のデータ利活用推進などに取り組んできました。そして今回、主に2020 年度に新卒採用したデータサイエンティスト向けに新たな教育プログラムの確立を目指し、TDSE と教育内容の議論を重ねた結果、今般導入に至りました。 ※1 「テレコミュニケーション」と「インフォマティクス」を組み合わせた造語で、カーナビやGPS 等の車載器と移動体通信システムを利用して、さまざまな情報やサービスを提供する仕組み。 ※2 データサイエンス力、データエンジニアリング力をベースにデータから価値を創出し、ビジネス(社会に役立つ意味のある活動全般を指す)課題に答えを出すプロフェッショナル。2.データサイエンティスト育成支援サービスの概要
TDSE では、データサイエンティストによるデータ分析支援を軸とし、対面形式での集合研修を通して、企業でのデータ分析の内製化支援を行ってまいりました。今回e-ラーニングサービスを研修プログラムに加えることで、実際に手を動かしながらブラウザ上でのプログラミング学習が可能となり、多様な職種の方々への提供と、個別企業に合わせた柔軟かつ高度なサービスを提供します。 ※TDSE が提供するデータサイエンティスト育成支援サービスメニューの「データサイエンティスト育成講座」は、経済産業省が認定する「第四次産業革命スキル習得講座」に認定されています。
3.Aidemy Business Cloud の特徴
1.機械学習を扱うための環境構築なしで学習が始められるため、受講者や導入担当者の負担を下げて導入が可能となります。 2. 業界トップシェア技術を採用 機械学習で多く用いられるプログラミング言語「Python」や、numpy/pandas/scikit-learn/tensorflow といったライブラリ※1 などが学べます。 3. 法人導入の場合はメンバーの学習進捗が分かる管理画面を提供。管理者がメンバーの進捗を把握できることに加え、技術の習得に意欲的なメンバーを発見し、プロジェクトチームへの登用検討にも繋がります。 ※1 汎用性の高い複数のプログラムを再利用可能な形でひとまとまりにしたもの。 ▼Aidemy の演習画面の例:コードを書きながら学習する問題