データサイエンス活用事例
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帳票自動読取(AI-OCR)
業種 運送 業務 受領書仕分け作業 課題 省人化 自動化 AI-OCR 荷主から送られてきた受領書の種類仕分け、内容(住所、電話番号、商品番号など)の入力を人力で行っている。AIによる自動化によって省人化を行いたい。 アナリティクス・AIソリューション ロボットアームでピックアップした受領書が撮影され画像として得られる。画像の文字情報をOCRエンジンから取得し、文字情報を入力として受領書種類/各項目に該当する文字を出力するモデルを…
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法規制分類AI(重要文書判定モデル)
業種 製造 業務 環境法規 課題 自然言語処理 省人化 日々更新される環境法規に関する情報について、自然言語処理(Natural Language Processing)を用いて、業務に影響の有る情報の抽出を省力化したい。 アナリティクス・AIソリューション 過去の情報整理有識者会議の分類事例をAIに学習させる事により、更新情報のうち、明らかに不要と判断できる文書を除去。残りの文書のみを従来方法で判断する運用を提案。 …
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保守業務効率化
業種 製造 業務 保守・メンテナンス 課題 基礎集計 可視化 工数削減 自社製品の保守員が、交換時に必要な部品がなく、再度同じ顧客への訪問が多発していた。保守員の部品補充は属人化しており、誰がどの部品を何個持ち出しているか把握しきれない。 アナリティクス・AIソリューション ①保守部品在庫、②過去の使用実績、の2つを可視化。保守員は在庫データを確認・補充。現場責任者が部下の保有在庫状況に基づくマネジメントを実施し、保守部品補充の徹…
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設備保全の品質向上
業種 製造 業務 設備保全 課題 AutoMLツール 要因分析 設置部品が推奨施工条件通りに施工されているかどうか、推奨施工条件とは異なる場合はどこに異常個所があるのかを把握したい。 アナリティクス・AIソリューション DataRobotを用いることで、センサーデータから、部品の施工状況での異常個所部分を推測するモデルを開発 効果 保守点検時、異常発生時の対応工数削減 …
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検査工程の改善・自動化②
業種 製造 業務 品質検査 課題 生産効率化 業務効率化 品質判定 電子部品の生産ロットに対して複数回実施している機能検査の回数を減らし、スループットを向上させ、検査設備への投資を抑えたい アナリティクス・AIソリューション 機能検査の目的は、ロットの初期不良のスクリーニングである。ロットによっては機能検査を複数回必要なものと1回検査で十分なものがあるが、それらは通常2回検査をしなければ分からない。そこで、1回目検査終了まで(製造…
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検査工程の改善・自動化①
業種 製造 業務 品質検査 課題 検査効率改善 品質改善 要因分析 電子部品に対する外観検査の検査エラーとなる製造工程の要因を発見し、改善することでエラーの頻度を減らし検査項目を省略または簡略化し生産効率を向上させたい アナリティクス・AIソリューション 検査項目ごとのエラー発生率と製造工程の測定値、管理値の関係性をモデリング(要因分析)し、エラー発生の要因を特定し改善(適正化)することで、該当検査項目の簡略化・省略化を行う。 …
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空調制御AIによる室内環境最適化及び省電力化
業種 製造 業務 稼働最適化 課題 稼働最適化 自律制御 コスト削減 食品工場など温度管理の欠かせない環境では、屋内環境を最適な状態に保ちつつ消費電力を最小限に抑制することが求められています。 AIの自律的な学習により空調を自動制御し、最適な屋内環境と省電力化を実現したいという課題を抱えていました。 アナリティクス・AIソリューション 室温維持と消費電力削減を同時に達成するAIをシミュレーション環境で強化学習により訓練し、学習済…
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AIによる製品品質の安定化・バラつき要因分析
業種 製造 業務 品質検査 課題 要因分析 検査効率改善 生産効率化 駆動系製品を実際に動作させる品質検査試験において検査結果として取得しているセンサーデータ及び製品の設計情報・部品寸法などのデータを用いて、検査結果のバラつき要因分析を行い、製造条件などの改善につなげたい。 アナリティクス・AIソリューション 品質検査試験の測定条件、製造品の設計情報・部品寸法などを特徴量として、検査結果のバラつきを予測するモデルを開発しました。そ…
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複写機メーカーによる消耗品交換予測
業種 製造 業務 アフターサービス 課題 物流コスト削減 在庫適性化 複写機(コピー機)トナーなどの消耗品交換タイミングは顧客によって異なるため、定期的に消耗品を配送する従来の方法では、在庫及び物流に無駄が発生していました。 アナリティクス・AIソリューション 顧客別に消耗品交換を予測するAIエンジンを開発しました。このAIエンジンにより、消耗品がなくなる前に補充/交換を実施したり、消耗品在庫の無駄の削減、さらには消耗品の物流を効率…
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社内の業務効率向上のために AIを活用してデジタル化を促進(日本たばこ産業株式会社)
全社の業務効率向上を支援するデジタライゼーション推進室 日本たばこ産業株式会社(以下、JT)は、1985 年に旧日本専売公社から業務を継承するかたちで設立された。専売公社時代はたばこ事業に特化していたが、JT になってからは多角化・国際化を進め、現在国内たばこ事業の他にも、海外たばこ事業、医薬事業、加工食品事業などの分野でビジネスを進めている。 JT グループの競争力向上への貢献とデジタルソリューションの促進を目的にデジタライゼーション推進室が立ち上がったのは、2019 年…
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成熟したビジネスの既成概念を打破して データサイエンスで企業価値を高める(コニカミノルタジャパン株式会社)
コニカミノルタのオフィス関連製品の国内販売を手がけるコニカミノルタジャパンの主力製品はマルチファンクションプリンタ(MFP)である。すでに成熟している市場で、どのような成長戦略を描くのかが、まさに喫緊の課題だった。同社ではデジタルトランスフォーメーションを断行し、生産性向上に向けた取り組みを開始した。その一翼を担うのが同社のデータサイエンス推進室である。 簡単で効果が出るものを最初のターゲットに マーケティング本部データサイエンス推進室室長 矢部章一氏 「データリテ…