中期経営計画
高い成長性を目指すと同時に、収益性の高い企業を目指す
目標とする経営指標
新型コロナウィルスや紛争に伴う社会・経済への影響はあるものの、事業の継続や売上の維持、顧客接点を強化していくために、企業のICT投資が増加していくことが予想され、DXやAI技術活用に対する企業からの当社技術力への期待は向上しております。
今回の業績予想では、フロー型ビジネスにおける「大規模×長期化(LTV最大化)」の取組効果が第4四半期以降も続き、ストック型サービスにおけるサービス拡張・販売チャンネル拡大効果により、Netbaseが前回予想を上回る見通しです。利益についても、売上増に伴う外注費の他に、今後に向けた投資として、インフレ手当一時金や業績賞与、マーケティング費用は増加しますが、営業利益、経常利益及び当期純利益ともに前回予想を上回る見込みです。

中長期的な経営戦略について
近年、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するために、AIを活用したビジネス課題の解決を目的とした取り組みが進んでいるものの、自社が抱えている課題の認識およびAIにおける解決するための見識や知識が不足している状況であることから、これらの戦略策定に必要となるDX/AIコンサルティングのニーズが高まっております。また、AI関連技術はITにおける要素技術の一つとして様々なシステムに組み込まれることから、大企業を中心に、本格的なAIシステム導入が進み、AIシステム構築の領域が大きく拡大していくことが予想されます。
これら市場の成長性を見据え、当社は『AIを中心とした統合型ソリューション企業』を目指し、コンサルティングサービスの充実とサブスクリプションサービス拡大を進めるとともに、成長可能性が高い領域でのソリューションを充実させてまいります。実現にむけては、資本提携など他企業とのアライアンスを積極的に推進していくことで、必要な人材や技術を獲得いたします。中長期的な企業価値の向上を果たすためには、絶えず戦略の見直しを行い、人材の柔軟な配置や、先行投資を進めながら、事業の強化を図ってまいります。