経営戦略
優位性を活かした高付加価値循環型モデルによる企業成長力の強化
当社は、AI市場における競争優位性を恒常的に高めていくことを、経営戦略の軸としています。またコンサルティング事業とプロダクト事業の融合を狙いとした高付加価値の循環型ビジネスモデルを構築し、企業成長を強化していきます。
ビジネス戦略
コンサルティング事業とプロダクト事業の相乗効果を伴うビジネスを推進
経営戦略の方針として、コンサルティング事業とプロダクト事業との相乗効果を狙っており、双方の顧客へアプローチするだけでなく、コンサルティング事業で得たAIノウハウを活用し、AI製品化にむけた研究開発を進めることで、新たなプロダクト事業を提供するという好循環を目指しております。
そして、これら両軸による「安定かつ収益性の高いビジネスの実現」を目指しております。
(コンサルティング事業の考え方)
現在の中核ビジネスであるコンサルティング事業は、売上拡大にむけて、「大規模×長期化」を実行しております。具体的には、データ利活用を全社的に推進しようとしている企業もしくは、より拡大しようとしている企業を攻略先として定め、DX/AIアセスメント~データ解析/AIモデル構築~AIシステム実装/運用まで一気通貫でのサービス提供を進めております。
また、顧客企業との関係性については、当社サービスを通じて信頼を獲得し、同一顧客にて複数のテーマを実行することで、受注金額拡大を図っております。今後も中長期にわたり顧客への経営支援を行う体制を構築し、安定的な収益基盤として強化してまいります。
さらに顧客と共にサービス展開を実施していく事業参加型案件の獲得とそれを担う人材の獲得及び育成による生産性向上策を進めてまいります。また蓄積したライブラリーを活用したプロジェクト運営の効率化、プロジェクト毎の工数を短縮し、利益率の向上を図ってまいります。
(プロダクト事業の考え方 )
当社は顧客・協業先と進めてきた数多くのプロジェクトを通じ、解析技術等のノウハウをライブラリーとして蓄積し、将来のプロダクト構築に活かすための準備を進めてきました。自社AI製品ブランドとして「TDSEシリーズ」を展開させ、第2の成長事業としてAIプロダクト充実を図っていきます。
また、「QUID製品」や「Cognigy」など先端技術を保有する海外AI製品を活用して、国内企業向けサービスを展開しております。先進のビッグデータ活用技術やAI技術を持った国内外企業の調査は継続しており、当該企業が保有するサービス及びプロダクトを取り込んだソリューション展開を図っていくことで、ビジネス拡大を図ってまいります。またサービス開発においては、データ保有企業やサービス企画企業など当社と補完関係を築くことのできる協業企業とともに、サービス開発及び提供を進めてまいります。
プロダクト事業は、当社の将来基盤を築き上げる高成長事業として注力してまいります。