データサイエンス活用事例
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クーポン差配最適化
課題 クーポンをランダムに選択した顧客に配布しているが、費用対効果の悪さを感じられていました。適切な顧客に適切な額面のクーポンを配布し、予算内で効果的に予約数を伸ばす必要性がありました。 施策 既存会員の予約確率をロジスティック回帰で予測し、どの既存会員にどの額面のクーポンを配布すればマーケティング予算内で予約数最大化が達成できるかを数理最適化(ラグランジュ緩和法)により決定しました。 効果 高効率のクーポン差配方法が明らかになった 現行のランダムに決定された額面の割引クーポンを配…
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広告宣伝費の予算配分最適化
課題 数値的根拠を持って広告を打つために、どの広告媒体にいくらの予算を投資するとCV数がどのように変化するのかを明らかにし、翌月の広告費の算出や余剰広告費の再配分の効率化を行いたいと考えられていました。 施策 広告媒体別に入力された予算に対して期待CV数を出力するシミュレータを開発しました。また、数理最適化を用いて広告媒体別に最適な予算配分を表示するアプリケーションを作成しました。 効果 予算内で最適な広告媒体と広告費の組み合わせを決定することで反響数を伸ばすことができた 年間広宣…
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ダイナミックプライシング
課題 スーパーなどの小売店では商品の売れ残りを防ぐために、商品の値下げなどを行いますが、価格を下げすぎると利益が減り、値下げ幅を小さくしすぎると購買に至らず、さらに廃棄商品が増えてしまうという課題を抱えています。 これまで値下げの判断やタイミングは担当者の経験に依存していましたが、利益を最大化する売値や値下げ価格をデータに基づき決定するためにダイナミックプライシングの導入を検討されていました。 施策 以下の①各時点での需要予測と②動的計画法を用いたダイナミックプライシングを実施しまし…
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ディープラーニングを活用した架線の異常検知
課題 架線の設備保全として、空撮した動画を人間が目視で異常を判別していました。目視確認では非常にコストがかかっており、また見落としによる検知漏れが発生するなど精度にも課題がありました。 施策 画像データから異常/正常を判定するディープラーニングモデルを構築しました。ヘリやドローン等で撮影した画像データをディープラーニングモデルへ入力し、架線部位の異常らしさを数値化/見える化します。 効果 目視確認のコスト削減 点検作業時間を当初50%削減、2021年現在80%削減を目指し段階的に進…
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電気の命綱である送配電網をAI技術を活用して効率的に見守る(東京電力パワーグリッド株式会社)
身近な存在である電気だが、いつでも自由に利用するには、発電から送電までいくつもの仕組みが欠かせない。 東京電力グループにあって、変電所や送電線など送配電設備を担当する東京電力パワーグリッド株式会社では、総延長(設備亘長)約1万4500キロメートルもの送電線の点検作業を効率化するためにAIの活用に取り組み、TDSEの技術力とサポート力がそれを可能にしている。 ヘリコプターから撮影した映像のチェックをAIで 全国に張り巡らされた送電網は、電力利用の命綱だ。どこかで途切れれば…
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社内の業務効率向上のために AIを活用してデジタル化を促進(日本たばこ産業株式会社)
全社の業務効率向上を支援するデジタライゼーション推進室 日本たばこ産業株式会社(以下、JT)は、1985 年に旧日本専売公社から業務を継承するかたちで設立された。専売公社時代はたばこ事業に特化していたが、JT になってからは多角化・国際化を進め、現在国内たばこ事業の他にも、海外たばこ事業、医薬事業、加工食品事業などの分野でビジネスを進めている。 JT グループの競争力向上への貢献とデジタルソリューションの促進を目的にデジタライゼーション推進室が立ち上がったのは、2019 年…
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成熟したビジネスの既成概念を打破して データサイエンスで企業価値を高める(コニカミノルタジャパン株式会社)
コニカミノルタのオフィス関連製品の国内販売を手がけるコニカミノルタジャパンの主力製品はマルチファンクションプリンタ(MFP)である。すでに成熟している市場で、どのような成長戦略を描くのかが、まさに喫緊の課題だった。同社ではデジタルトランスフォーメーションを断行し、生産性向上に向けた取り組みを開始した。その一翼を担うのが同社のデータサイエンス推進室である。 簡単で効果が出るものを最初のターゲットに マーケティング本部データサイエンス推進室室長 矢部章一氏 「データリテ…